一般財団法人日本中国語検定協会が主催する、中国語検定試験。
日本における中国語の検定試験では、HSKと並ぶ二大検定です。
実はこの中国語検定、日本47都道府県全てに受験会場がある他、台北市内で申込・受験ができるんですよ。
この記事では、
- 中国語検定の台北での受験の仕方
- 中国語検定を受験する場合、何級から受ければいいのか
について紹介します。
日本で中国語を活かした仕事をしたいと思っている方は、持っておいて損はない資格です。
ぜひ受験してみてください。
中国語検定の試験概要
※2019年11月時点の情報。ご自分で必ず最新情報をお確かめ下さい。
試験日
毎年3月・6月・11月の第4日曜日
受験資格
制限なし
受験料
※スマホの方は横スクロール
級 |
郵送申込 |
インターネット申込 |
準4級 | 3,200円 |
3,000円 |
4級 | 4,200円 |
4,000円 |
3級 | 5,200円 |
5,000円 |
2級 | 7,200円 |
7,000円 |
準1級 | 8,700円 |
8,500円 |
1級(11月のみ) | 9,700円 |
9,500円 |
※台北で受験する場合、受験料は日本円でお支払いください。
台北で受験する場合の申込方法
- インターネットで申し込む
- 私立亜東語文学校へ直接申し込みに行く
私立亜東語文学校は、申し込み手続きを代理受理しているようです。
しかし、受験会場はそこではありません。
台北での受験会場
台北日本人学校
繁体字の使用も可能
2級以上は、筆記試験の記述問題で繁体字の使用が可能です。
何級から受ければいいの?
最初に悩むのが、「何級を受ければいいのか」という事ですね。
管理人は、「留学経験者は2級から、それ以外の方は3級から」が良いと思います。
留学したら、2級に合格!
管理人は、語学留学を終えて日本に帰国後すぐ、中国語検定2級を受験しました。
語学学校で使ったテキストは、實用視聽華語1~4と迷你廣播劇を終わりのほうまで。
また、試験というものは、試験対策をやらなければいけません。
帰国してから試験日までに、中国語検定試験対策本をやりました。
あと、私は台湾のテレビ番組やドラマをいっぱい見ていたので、教科書に出てきていない文法や単語も結構知っている状態でした。
その状態で、中検2級に合格できました。
似たような状況の人は、2級は受かるレベルだと思いますよ。
2級を持っていれば、「中国語できます」と言ってもいいレベルだと思います。
独学の人は、3級から
留学経験者が2級からですから、それ以外の方は3級から受けましょう。
4級では簡単すぎて、受けるだけ受験料の無駄ですね。
その受験料で台湾へ行き、生の中国語に触れる方がマシです。
私は留学前に中国語を独学していた時、3級に合格しました。
3級なんて、独学で合格できるレベルです。
また、3級は大学の第二外国語終了レベルですから、それほど難しくはないと思います。
むしろ、留学経験者で3級を受けて合格してドヤ顔している方が恥ずかしいですね。
向上心のある人は受験してみましょう
台湾人と結婚して台湾に住み始めた日本人の中には、「中国語に繁体字と簡体字がある」ということすら知らない人もいましたね。
まぁ、こういう人は台湾で生活できて、姑とコミュニケーションが取れればそれでいいんでしょう。
台湾で中国語を学んだ人でも、日本で中国語を活かそうと思っているなら、中国語検定を受けてみてはいかがでしょうか。
日本に住んでいるのに、「台湾で中国語を学んだので、簡体字は分かりません」は通用しません。
日本でダメな奴でも、向上心があるかどうかは、こういう所に現れるんですよ。
簡体字の字の省略の仕方には規則性があるのですから、日本人ならすぐに覚えられますよ。
まとめ
資格試験慣れしていない方は「一番最低の級から受けたい」と思うかもしれませんが、それはナンセンス。
中国語検定は3級から受ければOK。
まぁ、それでも「私は一番最低の級から受けたいの!」という方は止めませんけどね。
公式サイト:一般財団法人日本中国語検定協会
コメントをどうぞ