台湾は禁煙場所が多いので、タバコに厳しいイメージがあるかもしれません。
しかし、実際には気楽にタバコを吸えるんですよ。
結論から言えば、
屋根のない屋外で立ち止まってタバコを吸うのはOK
でも屋内では日本より厳しいよ
僕は喫煙者。
台湾では喫煙場所に全然困らなかった。
外ならどこでも普通に吸えるから。
日本より気楽に吸えた。
と思っている喫煙者が多いようです。
ホテルでも1階の玄関から外に出てタバコを吸うのはOKです。
この記事では、
- 禁煙場所
- 喫煙ルール
について紹介します。
逆に言えば、「禁煙場所以外は喫煙可能」なんですよね。
禁煙場所が分かれば、タバコを吸える場所も分かります。
台湾では「3人以上集まる屋内では禁煙」という法律があります。
建物内では完全にタバコを吸えないと思って下さい。
※タバコを吸える台北のホテルは下記の記事をご覧下さい
屋根の下を含む屋内は禁煙
屋根の下とは
台湾の建物は、店の前に屋根付きの歩道(いわゆる軒下)があります。
実際に台湾へ行って、建物を見れば分かると思います。
この屋根の下の歩道部分は禁煙です。
道路脇に出ればOK
コンビニの前に机と椅子があり、飲食できるようになっていても、そこが屋根の下なら禁煙です。
しかし、屋根の下から道路脇に出て、屋根のない所でタバコを吸うのはOKです。
禁煙なのは屋根の下のみ。
ちょっと脇に出ればOKになる、なんという抜け道。
台北市の屋外禁煙エリア
台北市は特に喫煙に対して厳しいです。
以下、屋外でも禁煙のエリアです。
台北駅周辺
2022年1月1日より、台北駅の周辺は禁煙エリアとなりました。
空港線台北駅の南側(Taipei Travel Plaza)も禁煙エリアです。
信義区の101ビル周辺
簡単に言うと、「101ビル~新光三越~市政府駅のエリア」です。
上記2つの禁煙エリア内には喫煙所が3ヶ所あるわよ。
どうしてもタバコを吸いたい人はそこで吸って下さいね。
地下鉄の西門駅周辺
台北MRT西門駅1番出口と6番出口の周辺は禁煙です。
「西門町へ行く=1番出口か6番出口から出る」んですよ。
不特定多数の人に配慮しての事ですね。
1番出口と6番出口の”周辺”のみ。
他の出口ではOKだし、西門町エリアの中に入ったらOKなのよね。
その他の喫煙ルール
新幹線/地下鉄/バス停
- 新幹線(高鐵):全面禁煙
- 地下鉄:全面禁煙(&飲食禁止)
- バス停:屋根の下のみ禁煙
台湾新幹線には、喫煙車両も喫煙ルームもありません。
観光地では
ガイド付きのツアーに参加する方。
どこでタバコを吸えるのか、その都度ガイドさんに確認しましょう。
ガイド付きのツアーではない場合。
観光地の総合案内にいる日本語ができるスタッフに確認。
または、屋根のない屋外で吸いましょう。
ホテルでは
- 1階の玄関から建物の外に出て吸う(そこが喫煙可能エリアの場合)
- 客室のベランダで吸う
- ホテルの建物内の喫煙所で吸う
- ホテルの建物内にある屋外テラスで吸う
のいずれかですね。
客室内は禁煙。
喫煙可能なホテルについては、下記の記事もご覧下さい。
違反すると罰金です!
違反者は、罰金2,000元(約8千円)~10,000元(約4万円)を払わなければなりません。
「外国人なので知りませんでした」は、通用しません。
もしも違反を摘発された場合には、外国人でも罰金を支払わなければなりません。
電子たばこ&加熱式たばこは持ち込み禁止
電子たばこについては、使用、製造、輸入、販売等が全面的に禁止されました。
加熱式たばこの携帯に関しては、
- 台湾に入境する旅客は加熱式たばこを携帯品として持ち込んではならない
- 入境時にもし携帯している場合は、税関に正直に申告すること
- 入境時に携帯しているにも関わらず、税関に申告せず、税関検査で発見された場合は、菸害防制法等により、罰金が科され、また、発見された加熱式たばこについては、没収、廃棄又は返送される
とのことです。
まとめ
この記事を読んだあなたは、「台湾の禁煙エリアで喫煙しないよう、台湾の喫煙ルールを確認しておこう」と思って読みましたよね?
「台湾で煙草を吸うな!」とは、誰も言っていません。
日本人と台湾人、喫煙者と非喫煙者が気持ちよく過ごせるよう、ルールを守ってタバコを楽しみましょう。
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