台湾では電車やバスで混んでいても優先座席には座らないのがマナーです

台湾では電車やバスで混んでいても優先座席には座らないのがマナーです

台湾の地下鉄、電車、バスには博愛座という優先座席が設定されています。

お年寄り、妊婦、体の不自由な方、小さなお子様連れの方など配慮が必要な方優先の座席です。

配慮が必要な方だけが座れるということではなく、あくまでも優先座席なので「空いていれば健康な人でも座っていいが、配慮が必要な人がいれば譲ってあげてください」というものです。

しかし、それでも台湾では混んでいても博愛座には座らないというのが暗黙のルール。

台湾に住んだことがある日本人は、口を揃えて「台湾では混んでても博愛座は空けてある。そして若者が電車やバスでお年寄りに席を譲っている光景を目にすることが多くて驚いた」と語ります。

  • 博愛座

    台湾の博愛座の一般的なマーク/Remoting’s World

  • 博愛座

    MRTでは博愛座の座席が色分けされている。濃い青が博愛座/wikipedia

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博愛座に座ると・・・

もしも健康体な若者と思われる人が博愛座に座っていて、目の前にお年寄りや妊婦さんがいるのに席を譲らないと、誰かに写真を撮られてネットにアップされ、翌日のトップニュースになるかもしれませんよ。

台湾は人口が少なく国内ニュースが少ないということもあり、どんなにくだらないことでもニュース番組で取り上げられています。時々、若者が博愛座を譲らなかったとニュースになっています。

  • 博愛座不讓孕婦

    女子学生2名 妊婦に席を譲らず/華視新聞

  • 博愛座不讓

    学生が博愛座を荷物で占拠/TVBS

  • 博愛座不讓

    少年4人が博愛座に座り身障者を嘲笑/ETTV

  • 博愛座不讓

    女性が博愛座に素足で足をかける/TVBS

「妊婦さんって席を譲ってもらえるのかと思っていたけど、意外と譲ってもらえなくて大変だった」という、台湾人と結婚して台湾で出産した日本人女性の知り合いもいます。

もちろん全ての台湾人が席を譲っているわけではありませんが、日本と比べるとたくさんの人が席を譲っている印象です。

「台湾の店員の愛想が悪い。行くたびに言う事が違って困る。もっとちゃんと仕事してくれないと」と台湾の人に文句を言う割には、都合のいいときだけ「台湾では普通だからいいよね!」と急いでいるからバス停ではないところで降ろしてくれと要求するのはマナー違反。

郷に入っては郷に従えとは昔の人はよく言ったもので、やはりその土地のルールというものがあるのです。

ですから台湾ではできるだけ博愛座には座らない、という心構えで行きましょう。

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