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【九份郊外・金瓜石】黄金博物館で46億円220㎏の金塊を触ってみた

九份からほど近い金瓜石の山あいに位置する黄金博物館

金瓜石とは、かつてアジア最大級の金鉱として栄えた街。

現在は当時の建物や坑道が美しく保存され、散策しながら鉱山文化を体感できる人気の観光地です!

普通の展示を眺めるだけの博物館とは違い、街そのものが生きた歴史遺産となっています。

台湾で活動するアイドルグループ「Primulav」のメンバー、KANO-KANOがレポートします!

取材協力:KANO-KANOちゃん
目次(タップで飛べます)

黄金博物館の見どころ3選

1.220kgの巨大金塊を触る

多くの人がこれを目当てに訪れるそうです!

220kgの純金は想像以上に大きく、実際に目の前にして触ると迫力が桁違いでした。

私たちが訪れた日のレートでは、なんと933,411,100元(約46億円)。

金価格が高騰しているので、このまま金価格が上がり続けると桁が足りなくなる恐れがあり、対応を協議しているそうです。

2.日本統治時代の金鉱山の街や坑道

当時の宿舎、日式家屋、坑道施設が山の地形と一体化した不思議な景観を楽しめます。

3.山城の自然と歴史の融合

金瓜石は山と海が近く、天気や時間帯でまったく違う表情を見せてくれます。

古い日本式の建物と山の風景が混ざり合い、写真好きにはたまらない”映え”スポットです。

館内おすすめスポット

黄金館

金瓜石の金がどのように生成され、どう採掘され、どう精製されてきたかが分かりやすく展示されています。

1階:当時の生活の様子や鉱山の歴史などを展示

2階:220kgの金塊(先ほど紹介したもの)や鉱山で採掘されていた様々な鉱石を展示

当時の神社や学校、劇場など生活に密着した施設の様子をイメージすることができる影絵展示
金瓜石鉱山で採掘される鉱石の種類
坑道の様子を再現したミニチュア展示

鉱車(トロッコ)乗車体験

鉱車(トロッコ)に乗るアクティビティが、黄金博物館の人気体験の一つ。

当時使われていた鉱車とレールを模して造られたトロッコです。

わずかな区間ながら、ガタンガタンと揺れながら進む“本物感”が楽しめます。

トロッコは30分おきの運行です。

本山五坑の見学前に乗ると、「これから坑道に入るぞ」という当時の鉱夫たちの気持ちがちょっと想像できるのが面白いところですね!

本山五坑

採掘現場を再現した坑道。

坑夫の人形などもあり、当時の作業環境を想像できる貴重な施設です。

黄金館で事前に歴史や当時の生活を勉強した後で入ると理解が深まり、より面白いでしょう!

坑道前にいる坑夫さんと記念撮影!

金属工芸館

  • さまざまな金の装飾品の展示
  • 金属加工の工程展示
  • 職人が手作業で加工するための器具・炉の展示

などを楽しむことができます。

加工された金製品

採掘の歴史だけでなく、金属として完成するまでの工程を知れる場所。

坑道を見た後に行くと、ストーリーが繋がって面白いと思います。

四連棟日式宿舎

日本統治時代、鉱山を経営していた会社が日本人社員とその家族の居住用として建築。

その名のとおり、四棟の家屋が連なっています。

木造の日本家屋が綺麗に残っており、歩いていると当時の生活風景が想像できます。

日本風ベースの部屋に台湾の雰囲気を感じさせるインテリア。

日本と台湾、2つの文化の融合を感じることができます。

家屋の中には防空壕の入り口などもあり、戦時中の生活の様子が伺える

レポーター:台湾のアイドルグループPrimulavのKANO-KANO

Instagramアカウント:https://www.instagram.com/kanokano_primulav/

Xアカウント:https://x.com/kano_primulav

まとめ

鉱山の歴史を感じながら、山の景色を楽しみ、巨大な金塊に触れ、トロッコに乗り、坑道を歩く…と体験が豊富。

九份から車で10分程度と、九份観光のついでに気軽に行けるのも魅力。

時間があれば寄って損はないスポットです!

金瓜石の歴史ロマンを、ぜひ自分の足で味わってみて下さい!

黄金博物館
住所新北市瑞芳区金瓜石金光路8号
営業時間月 ~ 金 : 09:30-17:00
土日祝日:09:30-18:00
入館料80元
休館日毎月第一月曜日、旧暦の大晦日と元日
行き方台北西門町または九份老街から965番バスで「金瓜石(黄金博物館)」バス停下車

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