「あなたは外省人?本省人?」台湾ではまだ区分されている?

「あなたは外省人?本省人?」台湾ではまだ区分されている?

台湾で選挙が行なわれる際に話題となるのは、どこに籍があるのかという「省籍」。でも、日常生活においては若者はすでに省籍など気にしていないようす。

八年級(民国80年代生まれ=1990年代生まれ)のネット民が「俺らの世代では外省人本省人という区分はほとんどないと思う。『みんな台湾人』という意識だよね。その区分って、もう古いんじゃないの?ちなみに俺は父親が本省客家人で母親が外省人」と書き込み、話題となっていたので紹介します。

まず、

外省人→1949年、中国での内戦に敗れた蒋介石率いる国民党軍が台湾に逃げ、諸事情あってその後台湾に定住する事となった、軍人とその家族約200万人の人々及びその子孫の事

本省人→日本統治時代以前から台湾に定住していた人達の事

です。これを踏まえて。

 

若者は省籍を気にしていないだろう

「若者はマジで気にしないよ。親が言ってるのは耳にするけど。だから『省籍ガー』って言ってる人は若者じゃないんだな、と思う」

「小学生の頃はよく耳にしていたけど、この10何年で耳にすることは少なくなった」

「私は子供の頃、眷村(けんそん/台湾で外省人が暮らしていた地区)の子たちと仲良く遊んでた」

「俺眷村育ち、じいちゃんは河南人」

 

今は南北戦争の時代

「省籍よりも、台北人か台北人じゃないか」

「若者はいつも南部VS北部で争ってるよ」

 

選挙でのネタのひとつ

「外省人が多く住んでいるところでは、比例区で当選するために省籍を叫んでる」

「俺の父親は外省人で、母親は客家人。小さい頃からクラスメイトとは外省人本省人の分け隔てなくつきあってた。俺が初めて省籍を意識したのは、選挙で政治家が言っていたときだ= =」

 

利益があるときだけ省籍ガーと言う

「昔は大学入試の時に省籍ごとに合格定員が決められていた」

「あなたは外省人?本省人?」台湾ではまだ区分されている?

写真/駱明慶

 

お年寄りは気にするんじゃない?

「元カレは絶対に私を家族に会わせてくれなかった。後から聞いたんだけど、『君は外省人でしょ?僕のおばあちゃんは外省人が嫌いだから、付き合ってる事を知られるとヤバイ』って言っててビックリしたわ」

「俺八年級。俺の中学校の先生は誰が外省人かを把握してて、外省人の子が悪い事しても怒らなかった」

 

なんだかんだ言って今でも多少の影響はある

「五年級~七年級(民国50年代~70年代生まれ=1960年代~1980年代生まれ)の人はよく省籍を言う。相手を貶したいとかじゃなくて、人とコミュニケーションとるときのひとつの話題として言ってると思う。あのテレビ局は外省人が多いだの、この名字には外省人家系が多いだのと話すことで相手を知るんだ」

「俺は外省人家系と聞くと、『あぁ、この人達はきっと良い生活をしてるんだろうな』って思う」

「クラスメイトに両親とも外省人かつ公務員って子がいた。本省人を見下してる感じだった」

「俺の家族はみんな外省人で台湾語ができないから、台湾語ができないってバレたときに自分は外省人って言ってる」

1980年代以前は支配者層の多くが外省人だったので、外省人のお金持ちも多かったそうです。

 

みんな台湾人だよ

「台湾って外から見ると団結しているように見えるけど、内部では問題が超多いんだよなぁ」

「今じゃ外省人と本省人の血が混じってる人も多いでしょ」

「私は小学校の教師をしている。実際のところ、今は新移民の子(台湾人と外国籍配偶者との子、主に東南アジア嫁との子供を指す)が公平な待遇を受けられるかどうかが問題になっている。本省人とか外省人とかはもう問題じゃないんだよ・・・」

 

まとめ

「台湾の人はみんな親日」だと思っている人が多いと思いますが、台湾にも反日の人がいます。特に外省人に多いと言われています。歴史を考えれば彼らが反日になるのも致し方ないでしょう。

 

外省人の多くは台北に住んでいます。実際、語学学校の先生で「親が外省人」という先生は反日でしたし、外省人かは知りませんが若い台湾人の人でも「日本興味ない、どちらかと言うと日本人嫌い」という人もいましたよ。

そのため、「外省人が嫌い」と思う日本人もいるでしょう。しかし、

 

あなたが好きな華流芸能人は外省人家系ではないですか?

あなたの恋人は外省人家系ではないですか?

彼らが外省人家系だから、彼らを嫌いになりますか?

 

もちろん外省人でも親日の人もいるでしょうし、本省人で反日の人もいるでしょう。「外省人か本省人か」ではなく、「その人自身」を見て付き合わなければなりません。

 

参照元:八年級生的疑惑::現在台灣還分「本省」、「外省」嗎?

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