台湾の語学学校として有名な、台湾師範大学附属国語教学センター。
今までに、述べ5万人以上の外国人が学んだそうです。
この度、テキストを現代の生活に合ったものにするため、師範大学の教師約20名が、語学学校で使用するテキストを新たに編集。
15年間使われた「新版實用視聽華語」シリーズに替わる「當代中文課程」シリーズが発表されました。
新しいテキスト「當代中文課程」
時代に合った単語を学べる
新しい「當代中文課程」シリーズは全6冊で、完成に3年を費やしたそう。
最初の3冊で会話力を高め、後の3冊で書き言葉を覚えるようになっているそうです。
新しいテキストには、以下のような新しい話題が含まれています。
- 新移民(外国籍配偶者)
- 吳寶春(世界一のパン屋さん)の奮闘物語
- 捷運(MRT、台湾の地下鉄のこと)
- 高鐵(台湾新幹線)
- 智慧型手機(スマホ)
- 網路購物(ネットでの買い物)
- 三貂角(台湾東部の地名)
- 7-11
- お茶文化
外国人が台湾で生活する上で、実用性のあるものとなっています。
語学学校の一部では、すでに2014年から「當代中文課程」が使用されています。
新しいテキスト「當代中文課程」の1冊目は、2015年6月現在、一般発売されています。
2冊目以降は、順次発売されていくでしょう。
テキストのデザインは・・・
デザインはかなり変わりましたね!
テキストの定価は「當代中文課程1」900元、「作業本1」380元、「漢字練習簿1」400元。
ネットで買うと少し安く買えます。
他の語学学校でも、そのうち當代中文課程になるでしょう
「新版實用視聽華語」も、師範大学の教師たちが編集したもの。
師範大学語学学校以外でも、現在、広くこの「新版實用視聽華語」テキストが使われていますね。
今後、他の語学学校でも「當代中文課程」に替わっていくでしょう。
伝統だけはある師範大学附属国語教学センター
師範大学附属国語教学センターは、1956年に設立された、台湾で最も歴史のある語学学校です。
毎年、3000人以上の外国人が学んでおり、世界120カ国あまりの国々から学生が来ています。
蘋果日報によると、日本の元首相の故・橋本龍太郎氏も、この師範大学附属国語教学センターで学んだ事があるとのことですが、本当なのでしょうか。
まとめ
「新版實用視聽華語」で学んだ人なら知っている、高偉立。
彼は「當代中文課程」でも健在なのでしょうか?
現段階では確認できませんが、もしも確認できた方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください(笑)
参照元:【更新】師大國語中心推新教材 外籍生更輕鬆、台湾師範大学附属国語教学センター 他