「新しく建物を建てるのではなく、今ある建物をリノベーションするなどして有効活用しよう」という理念の元、「2018台北老屋新生大奨」(台北の素敵なレトロ建築大賞2018)というコンテストが開催されました。
その授賞式が2019年1月29日に行われました。
受賞した建物は、どれも素敵なレトロ建築で、インスタ映えしそうな所ばかりでした。
今回は、このコンテストで受賞したレトロ建築を紹介します。
目次(見たい項目へ飛べます)
「台北の素敵なレトロ建築大賞2018」受賞建築
金賞:漫歩1948(ゲストハウス)
もともとは、士林紙業という会社がオフィスとして使っていた、ギリシア建築の建物。
太い柱や、窓の外の鉄格子などもそのままに、ゲストハウスへと生まれ変わりました。


建築物名:漫步1948/Meander1948 hostel
住所:台北市中正區太原路42號
銀賞:豊仁薬局
40年続いている老舗薬局。
日本統治時代から使われている調剤台を使っているそうです。

こんなに素敵な薬局があったなんて・・・!
『Always 三丁目の夕日』や『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に出てきそうな雰囲気ですね。
建築物名:豐仁藥局
住所:台北市中正區寧波西街161號(南機場夜市近く)
銅賞:鳳嬌催化室
長屋を上手く活用したのが評価されました。

建築物名:鳳嬌催化室 Fenko Catalysis Chamber
住所:台北市中山區長安路二段74號
まとめ
「台湾には古き良き時代の日本がある」という人がいますが、それは「古き良き時代の日本の建築物っぽいものがある」というだけですね。
中身は日本よりも進んでいますよ。
台湾では、じいちゃんばあちゃんでもスマホを使いこなし、パソコンを使えない人は仕事がないのですから、未だに手書きで仕事をしている日本のご老人よりも遥かに進んでいます。
参照元:2018「台北老屋新生大獎」
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