台湾で買い物した時に貰うレシート。
よく見ると、上のほうに8ケタの番号が振られていますよね?
実は、その番号は宝くじなんです!
台湾のレシートが宝くじになっているのは、脱税防止のため。
お店に売上の記録を残させるため、消費者がレシートを欲しがる仕組みを作ったのです。
レシートに宝くじをつける
↓
客はレシートが欲しい
↓
お店はレシートを発行せざるを得ない
↓
お店はレシートを発行する事で売上記録が残る
↓
売上記録が残るので脱税防止になる
屋台形式のお店など一部を除いて、必ずレシートを発行するようになりました。
2か月に1回、当選番号の発表があります。
外国人旅行者でも当選金を受け取れます。
この記事では、台湾のレシート宝くじについて紹介します。
台湾のレシート宝くじについて
当選金の金額
等級 | 当選金 |
---|---|
特別獎 (特別賞/8桁完全一致) | 1,000万元 (約3,750万円) |
特獎 (特賞/8桁完全一致) | 200万元 (約750万円) |
頭獎 (1等/8桁完全一致) | 20万元 (約75万円) |
二獎 (2等/1等当選番号の下7桁一致) | 4万元 (約15万円) |
三獎 (3等/1等当選番号の下6桁一致) | 1万元 (約3.7万円) |
四獎 (4等/1等当選番号の下5桁一致) | 4,000元 (約1.5万円) |
五獎 (5等/1等当選番号の下4桁一致) | 1,000元 (約3,750円) |
六獎 (6等/1等当選番号の下3桁一致) | 200元 (約750円) |
增開六獎 (副6等/下3桁が指定の当選番号と一致) | 200元 (約750円) |
1等当選金、約3,750万円。
夢がありますね。
台湾で生活している人でもなかなか当たらない、この宝くじ。
旅行中のレシートは「当たればラッキー」くらいに思っておくのが良いでしょう。
引換期間
購入期間 | 当選番号発表日 | 引換期間 |
---|---|---|
1月~2月 | 3月25日 | 4月6日~7月5日 |
3月~4月 | 5月25日 | 6月6日~9月5日 |
5月~6月 | 7月25日 | 8月6日~11月5日 |
7月~8月 | 9月25日 | 10月6日~1月5日 |
9月~10月 | 11月25日 | 12月6日~3月5日 |
11月~12月 | 1月25日 | 2月6日~5月5日 |
当選番号発表日と引換期間は完全に日付で決まっています。
日曜日や祝日を理由に発表日がズレる事はありません。
当選金の引き換え方法
全ての当選金は、台湾の第一銀行などの指定銀行で換金できます。
または、当選金額が200元の引換期間内のレシートは、金券としてコンビニで使えます。
お釣りは出ませんので、200元以上買い物をして下さいね。
外国人でも受け取り可能
台湾在住の外国人や、外国人旅行者でも、当選金を受け取ることができます。
旅行者でも台湾のレシートは捨てずに保管しておいてください。
但し、換金は台湾国内でのみ可能。
当選金を換金する場合、再度台湾へ行く必要があります。
当選確認方法
当選番号は、財政部のHPから確認できます。
トップページから公告訊息→統一發票中獎號碼→「○年○月、○月」(該当月)をご覧ください。
レシートを寄付する事もできる

アーティストの台湾ライブへ参戦するけど、その後は台湾へ行く予定がない。
ぜひレシートを台湾で寄付して下さい。
慈善団体が不要レシートを集め、当選金を慈善事業に役立てています。
200元当たったレシートを、換金せずにそのまま日本でゴミ箱に捨てると、それは単なるゴミ。
そのレシートを台湾で寄付しておけば、慈善団体は200元の収入になったのです。
まとめ
私の周りで、「高額当選した」と言っていた人の当選金額は、最高4,000元。
それ以上当たっていた場合は、他人には言わないでしょうね~。
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