2016年‐2017年の台湾観光イメージキャラクターに、長澤まさみさんが就任しました。
起用理由は、「2013年に台湾ドラマ『ショコラ』に主演。14年にはジョン・ウー監督の映画『
THE CROSSING』に出演し、台湾はじめ中華圏でよく知られる日本人若手女優の一人だから」とのこと。
また、「20歳~35歳の女性をターゲットにするため」という理由もあるそうです。
台湾観光CM「Meet Colors!台湾」では、Meet Colors!(=自分の色を見つける)をコンセプトに、長澤まさみさんがカラフルな台湾を探しに行きました。
彼女が見つけた色は、全10色。
それでは詳しく見てみましょう。
長澤まさみ台湾観光CMロケ地
1.希望のパープル:十分老街

台湾では、旧正月に願い事を書いたランタン(天燈)を一斉に夜空に放つ「ランタン上げ」というイベントがあります。
十分老街では、一年中そのランタン上げを体験できます。
願い事の種類によって、使うランタンの色が決まっています。
健康運なら赤、金運なら黄色、など。
パープルは勉強運を願う色だそうです。
2.悠久のレッド:日月潭の文武廟

台湾中部の南投県にある有名観光地・日月潭。
中華圏では、赤は縁起の良い色とされています。
3.静謐のエバーグリーン:新竹の南園人文客棧

1985年に台湾の有力紙「聯合報」の創始者である王惕吾氏の隠居生活の場として造られました。
イギリスのサッチャー元首相やソ連のゴルバチョフ元大統領など、世界的な大物もかつてここを訪れた事があるそうです。

2008年より、ライフスタイルブランドのThe Oneグループがホテルとして運営しています。
4.優艶のピンク:客家花布

撮影場所は上記の南園人文客棧。
鮮やかな色の下地に大胆な牡丹が描かれている客家花布は、台湾の客家民族の伝統文化のひとつです。
台湾の布市場で客家花布の布地を購入できます。
5.感嘆のイエロー:平渓老街

黄色い電車がすぐ目の前を通って行く平渓老街。
1色目の十分老街(十分駅)と、ここ平渓老街(平渓駅)は、台湾鉄道平渓線で3駅しか離れていないので、ぜひ一緒に観光を。
このシーンの撮影場所は、平渓線平渓駅すぐそばの「平渓*街角28」というカフェ。
6.衝動のグリーン:華山1914文創園区

日本統治時代の酒工場の跡地をリノベーション。
アート・イベント空間へと変貌した華山1914文創園区。
オシャレなカフェもあるのでゆっくりくつろげます。
7.夢中のスカイブルー:四四南村

もともとは外省人とその家族が暮らしていた「眷村(けんそん)」という軍人村でした。
四四南村でスカイブルーなのはドアと窓枠だけですけどね。
しかし、ここから101も見え、晴れていれば広々とした青空も見えるので、スカイブルーを体験できる場所だと思います。
8.誘惑のシルバー:遼寧夜市

規模は大きくない、台北の穴場夜市。
海鮮料理屋があり、ビールを置いているお店が多いので、一杯やりたい人はこの夜市に行くといいかも。
9.無敵のブルー:日月潭

悠久のレッド:文武廟と同じ場所。
CMのこのシーンの撮影は、夜明け前に行われたそうです。
日月潭は、朝・昼・夕・夜と時間帯によって違う美しさがあります。
10.至福のゴールド:小籠包

こちらは平面広告とCMの15秒バージョンにちらっと映っていた色。
まとめ
「この国の色たちに 私はずっと、ときめいていた」のキャッチコピー通り、ときめく色たちがたくさん出てきましたね。
ぜひみなさんも、カラフルな台湾を探しに行き、自分の色を見つけてくださいね。
コメントをどうぞ
コメント一覧 (2件)
長澤まさみって台湾人から見て美人なんですかね。
特に美人ではないと思います(笑)