台湾では旧暦5月5日が端午節。
日本でいう端午の節句です。
だいたい毎年5月下旬~6月中旬くらいに端午節があります。
別名「龍舟節」や「粽子節」などとも呼ばれている端午節。
この記事では、台湾の端午節に行う慣わしを紹介します。
台湾の端午節の慣わし6つ
1.ちまきを食べる
もち米で作ったちまきを食べます。
普段からちまき屋さんがありますが、端午節の間だけ開店するお店もあるんですよ。
台湾北部と南部で、ちまきの作り方や具材が違うので、いろいろなちまきを食べてみてくださいね。
ここで言う「ちまき」とは「中華ちまき」の事です。
私は「日本の端午の節句に食べるちまき=白くて細長い餅みたいなもの」だと思っているのですが、これは地域によって異なるようですね。
2.邪気を払う
鍾馗(しょうき)という道教の神様の像を飾ったり、玄関に菖蒲とヨモギを飾ったりして、邪気を払います。
3.薬草を採る
この時期の薬草は効果バツグンらしい。
4.香包を首からさげる
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こちらも厄除け、魔除けの意味があります。
香包は、下に房が付いたお守り形・ひし形・ちょうちょ形・ちまき形のものが伝統的なものです。
最近はキャラもの香包もあるらしい。
5.ドラゴンボートレースを見る
台湾の端午節といえばドラゴンボート(龍舟)レース。
各地の河で盛大に大会が開かれます。
6.生卵立てに挑戦!(立蛋)
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生卵もしくは硬貨を、正午ぴったりに立たせることができると、その一年幸運だと言われています。
「端午節の日は引力がどうのこうの~」という話があるようですが、それに関して科学的根拠はないそうです。
やろうと思えば誰でもいつでも生卵を立たせることができるのです。
卵に絵を描いてもOK。
「立蛋成功」と、SNSにアップするのにもってこいのネタ。
端午節の日には、卵が立った画像であなたのタイムラインが埋め尽くされるでしょう。
まとめ
一つ注意点を。
日本では「端午の節句=こどもの日」ですが、台湾では「端午の節句」ではありますが「こどもの日」ではありません。
単に無病息災を願う日です。
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コメント一覧 (1件)
四連休中 交通の話題があちこちになった、台湾人の大切な節句のお祝いだから。