春節(旧正月)の2週間前から、台北の迪化街で開催される「年貨大街」。
春節に必要な食材などのお店がズラリと並び、買い出し客でにぎわう、台北の旧正月前の風物詩。
日本でいう「年末のアメ横」のようなもの。
この期間は忙しいので、お店はアルバイトを雇います。
「ここ数年、年貨大街でアルバイトをしている」という学生が、迪化街の年貨大街の実態について告白しました。
その話が「ヤバすぎる!」と話題だったので紹介します。
迪化街の年貨大街のヤバすぎる実態
売れ残り&実際には違う食材
「お客さんには冷凍すれば半年持つって言ってるけど、その店は去年売れ残ったものを冷凍しておいて今年売ってる」
「地面に落としてしまった食材を、試食に混ぜてる」
「豬肉乾(ポークジャーキー)って書かれてるけど、本当は牛肉乾(ビーフジャーキー)」
「試食用のやつって、新鮮だと言ってるけど、いつから試食用に回していたのかわからない」
「最後の一日に売られているものは恐ろしいよ。ほうきで底のほうのを搔き出して袋詰めして売ってるからね」


これにつられて、迪化街の年貨大街で働いたことがあるという他のネット民も暴露。
賞味期限のシールは貼り換えている
「うちのオーナーはアワビの賞味期限が切れたら新しいシールを貼ってた。そして超高値で売ってた」
「特殊な薬品を使えば、シールってきれいに剥がれるんだよね」
「迪化街の年貨大街でバイトして3年。倉庫係のお兄やんが『他の店の冷凍庫に1997年のスルメがあった。シール貼り換えて今も売ってるみたい』って言ってた」
ネズミも正月食品食べてるよ
「倉庫内にはネズミがウロチョロ。大きなビニール袋に入れている食品は封をちゃんとしてないから、ネズミに食べさせてるようなもの」
「1日の営業が終わったら、ビニールシートを商品の上に被せているだけ。フライヤーなんてそのまま野放しだよ」
地面に落ちてももったいないから
「超汚いよ。手袋を付けずナツメをむいた手で、クルミを割る。地面に落ちたものを拾ってそのまま続ける。レーズンも手づかみで仕分け」
「俺は今年バイトしてるけど、足で踏んでしまったものも混じってると思うよ」
もちろんこんなお店ばかりではない
「私が働いてるお店はとても清潔で、手袋とマスク着用だよ」
「え?うちの米菓店は清潔よ」
「去年バイトした乾物店では、包むときに湿気ないように乾燥剤入れてたよ」
「お店によると思うよ。でもネズミを見たのは事実」
まとめ
一度行ったことがある人は知っていると思いますが、年貨大街では試食自由。
乾物系の食材だと、大きなビニール袋に入っていて、そのビニール袋の上の部分からお客さんが勝手に取って食べてたりするんですよね。
気になる方は、年貨大街での買い物は避けましょう。
参照元:食物過期、老鼠多?年貨大街工讀生爆料「春節黑暗面」
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