台湾でも公開される映画『進撃の巨人』の宣伝のため、7月末に台湾を訪れていた三浦春馬さん。
台湾の人気バラエティ『大學生了沒』に出演し、観客を沸かせたというのですが、いったい何をしたのでしょうか。
早速見てみましょう。
三浦春馬さんが台湾のTV番組で観客を沸かせた理由
台湾の人気バラエティ『大學生了沒』に出演
三浦春馬さんは、2014年に行定勲監督の日中合作映画『真夜中の五分前』に主演しました。
その際に中国語のレッスンを受けていたとの事で、中国語も交えながらの出演。
司会者に「好きな中国語は何ですか」と聞かれ、「颱風天就是要泛舟!」と答え、ドッと笑いが。
海外で笑いもとれるイケメン俳優だなんて、完璧すぎるだろ・・・。
台湾事情を知らない人には、何の事だかさっぱり分からないと思うので、解説します。
「颱風天就是要泛舟!」とは?
まずはこちらをご覧ください。
途中で顔の表情が印象的な男性が、

颱風就是要泛舟呀 不然要幹嘛
(台風の日にボート遊びしないで何をするんだ)
と言っています。
台風が来ているにも関わらず、海に遊びに来ている人にインタビューしたニュース動画です。
この表情+発言を台湾のネット民が見逃すはずがなく、クソコラ祭りが発生。
泛舟哥(ボートお兄さん)と呼ばれネットで話題となり、一躍人気者になったんです。
この件が7月初め、三浦春馬さんが台湾へ行ったのが7月末。
ちょうどこのお兄さんが話題だったときですね。
三浦春馬さんが出演した『大學生了沒』の完全版
台湾のテレビ番組は、録画放送の場合、話している内容全てに字幕が付いています。
中国語ができなくても、字幕を見て何となく雰囲気を味わってみましょう。
出演者の緑のチェックの服の女の子が、三浦春馬さんのファン。
それが理由で、大学は日本語学科に入学したそうです。
対面前は、「壁ドンされて壁ドン返ししたい」と話していました。
結局、壁ドンはしていませんが、その代わりに、サイン入りの写真集をもらっています。
日中合作映画『真夜中の五分前』が切ない
※2020年7月19日追記
三浦さんの訃報を聞き、この『真夜中の五分前』を再度見てみました。
物語の中で、「消えてしまいたい」と言うヒロインに、三浦さんが「消えないで」と言い、優しく抱きしめるシーンがありました。
現実世界で、三浦さんが「消えてしまいたい」と誰かに助けを求める事ができていたら、防げたかもしれませんね。
この映画で、三浦さんはほぼ中国語で演じています。
「音だけで覚えたのではない、きちんと勉強した中国語」を話していました。
とても努力した事が伝わってきました。
努力家で真面目だからこそ、誰にも相談できなかったのでしょうね・・・。
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