「語学を活かした仕事がしたい!」という方へ。
通訳案内士という仕事も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
訪日外国人観光客に対して、報酬を得て外国語ガイドをする場合に必要な国家資格
通訳案内士の試験には、筆記試験と口述試験があります。
HSK6級180点以上なら、筆記試験が免除されます!
(筆記試験の中の”外国語科目”のみ免除)
この記事では、
- 通訳案内士の試験概要
- 筆記試験を免除してもらう方法
について、紹介します。
※通訳案内士の試験については、必ずご自分で公式サイトをご確認下さい
通訳案内士について
概要
通訳案内士法の規定により、報酬を受けて外国人に付き添い、外国語を用いて旅行に関する案内をする業を営もうとする者は、通訳案内士試験に合格し、都道府県知事の登録を受ける必要があります。
通訳案内士試験の外国語の種類は、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語及びタイ語となっています。
日本政府観光局(JNTO)
平成28年度通訳案内士試験の「中国語」受験者数は1,476人。
そのうち、最終合格者数は140人なので、合格率は9.5%。
なかなか難しい試験のようですね。
受験資格
制限無し
年齢も性別も学歴も関係ありません。
受験料
11,700円
申込期間
毎年5月中旬~6月下旬
筆記試験
毎年8月(合格発表11月)
口述試験
毎年12月初旬(合格発表12月下旬)
合格証書が送られてくる時期
毎年2月初旬
試験会場
筆記試験
- 札幌市
- 仙台市
- 東京近郊
- 名古屋市
- 大阪近郊
- 広島市
- 福岡市
- 沖縄県
- ソウル市
- 台北市
口述試験
- 東京近郊
- 大阪近郊
- 福岡市(英語・中国語・韓国語の場合)
中国語の検定取得で筆記試験が免除に!
通訳案内士試験は、
- 外国語試験(筆記試験合格後、口述試験)
- 日本地理
- 日本歴史
- 産業・経済・政治及び文化に関する一般常識
の4科目。
- 中国語検定1級
- HSK6級180点以上
いずれかを取得していれば、外国語筆記試験免除
中国語検定1級は、とても難しい試験です。
たとえ留学経験があっても、合格を目指すのは現実的ではありません。
HSK6級180点以上なら、留学経験者ならじゅうぶん狙えるレベルです。
HSKは「中国語ができる事」を証明する一般的な検定試験です。
まずはHSK6級180点以上を目指しましょう。
まとめ
通訳案内士になったとしても、その労力を回収するのは難しいでしょうね。
特に中国語に関しては、ネイティブ中国人で日本語ペラペラの人がたくさんいますし、違法闇ガイドもたくさんいますから。
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