台北の地下鉄(MRT)が初めて開通したのは、1996年。
2019年3月31日には、累計利用者が100億人を突破しました。
今後も路線が増えていく台北MRT。
台湾のメディアが「台北MRTのトリビア」を掲載していたので紹介します。
普段何気なく使っているMRTにも、たくさんの秘密が隠されています。
どんな秘密なのか、さっそく見てみましょう。
台北MRTのトリビア7選
1.駅名は原則6文字以内
しかし、例外があります。
「台北101/世貿」駅です。
まぁ、数字と記号が半角だとすれば、全角で6文字以内なので許容範囲ですね(?)
駅名は、
- 分かりやすさ
- 有名な建物
- 歴史的意義
を重視して命名されています。
2.善導寺駅は華山駅だったかもしれない
日本統治時代にこの辺り一帯が「樺山」と呼ばれており、民国時代には「華山」と呼ばれていたためです。
善導寺は、現在、納骨堂として使われています。
縁起が悪いため「華山駅にしてはどうか」という改名運動が過去にありました。
しかし、改名するにはお金がかかるため、現在も善導寺駅のままとなっています。
3.東門駅の東門は台北城の門の事ではない
駅名の東門は、日本統治時代にこの辺り一帯が「東門町」と呼ばれていた事に由来しています。
東門駅とは永康街へ行くときに使う駅。
台北MRTには、
- 東門駅
- 西門駅
- 小南門駅
- 北門駅
があります。
台北城の門があった場所だったため、その名が付いたのですが、東門駅だけは違います。
台北城の東門があったのは、今の中正紀念堂の近く。
4.士林夜市の最寄駅は士林駅ではない
士林夜市の最寄駅は剣潭駅です。
観光客にとっては、少し分かりづらいですよね。
まぁ、地元の人が分かればいいんでしょう。
5.出口は「反時計回り」で番号が振られている
「一番出口は見つかったが、二番出口が見つからない」という時。
反時計回りで動いてみましょう。
但し、このルールは「地下街がある駅の場合は、適用されない」そうです。
6.最も出口が多い駅は民権西路駅

民権西路駅は最も出口が多く、10番出口まであります。
7.中山駅の日本語読みは「なかやま」
他の駅名は基本的に音読みで発音されています。
なぜ中山駅は「なかやま」なのか?
孫文の日本滞在中の名前が「中山 樵」(なかやま きこり)だからです。
まとめ
これらの秘密に注目して使うと、移動時間も楽しくなるかもしれません。
参照元:小碧潭站沒有碧潭?東門其實不在東門站?盤點北捷7個小秘密:每天搭都不一定知道啊!
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