航空会社の安全性を検証している、ドイツの調査機関JACDEC(Jet Airliner Crash Data Evaluation Centre)が、世界の航空会社の安全性について、ランキングを発表しました。
国際航空運送協会(IATA)の運航安全監査プログラムに参加する、世界の主要航空会社60社を対象に、過去30年間の航空事故などを考慮して、指数を算出しています。
世界の航空会社の安全性ランキング2015
1位:キャセイパシフィック航空(香港)
2位:エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)
3位:エバー航空(台湾)
4位:エア・カナダ(カナダ)
5位:KLMオランダ航空(オランダ)
(省略)
56位:ガルーダ・インドネシア航空(インドネシア)
57位:マレーシア航空(マレーシア)
58位:エア・インディア(インド)
59位:チャイナエアライン(台湾)
60位:ライオン・エア(インドネシア)
1位は香港のキャセイパシフィック航空。
日台間も運航しているので、乗った事がある人も多いのではないでしょうか。
台湾の2大航空会社である、エバー航空は3位、中華航空(チャイナエアライン)は59位でした。
かつては「4年ごとに墜落する」と言われていたチャイナエアラインも、現在は4年以上事故は起きていないようです。
日本の航空会社は・・・
ANAが11位、JALが44位でした。
日本の航空会社で、このランキングの対象となる、国際航空運送協会(IATA)に加盟しているのは、ANAとJALだけです。
ですから、日本のLCCは、このランキング作成の対象外のため、ランキングに入っていません。
まとめ
「エバー航空って、台湾の航空会社だからなんか不安」と思っていたあなた、そんなことはありません。
いまや日本の航空会社よりも安全な航空会社は、たくさんあるんですよ。