九份が千と千尋なら、十分はラピュタ?
ラピュタに出てきそうな緑に包まれた廃墟が、台湾鉄道平溪線の終着駅・菁桐(jīng tóng ジントン/せいとう)駅から徒歩5分のところにありました。
その場所の名前は石底大斜坑。
その昔、炭坑業で栄えた平溪線一帯。
当時、石底大斜坑には、石炭を置いておく倉庫や事務所がありました。その建物が、今では廃墟に。
石底大斜坑
建物にガジュマルの樹が絡まっていて、何ともフォトジェニック。
どこかからロボット兵が出てきそうですね。
別世界につながっていそうなトンネル。
まとめ
石底大斜坑は、ラン・ジェンロン(藍正龍)とアンバー・アン(安心亞)主演の台湾ドラマ『僕らのメヌエット』(妹妹)など、たくさんの台湾ドラマのロケ地となっています。
ラピュタファン以外の、コスプレ撮影したい人などにもいいんじゃないでしょうか。
菁桐駅前には、願い事を書いて表示できる高さ9mの巨大LEDランタンもあります。
平溪線では、十分駅や平溪駅だけじゃなく、ぜひ終着駅・菁桐までお越しください。
石底大斜坑の施設情報
住所:新北市平溪區
開放時間:終日開放
石底大斜坑までのアクセス:
菁桐駅の目の前の建物の向かって右側に、石底大斜坑への入り口となる石畳みの階段があります。線路内通行禁止の看板はありますが、安全を確認した上で気にせず渡りましょう。菁桐駅から徒歩約5分。
菁桐駅までのアクセス:
・台湾鉄道台北駅から瑞芳駅まで片道約40分・59元。瑞芳駅から平溪線へ乗り、菁桐駅まで片道約60分・29元。
・MRT木柵駅から台湾好行バスムーザピンシー線に乗り、菁桐坑バス停下車。片道約60分・45元。