台湾旅行に行って、コンビニで買い物したとき、「レシート要らないからここに入れておこう」と、レジ横のレシート箱に入れていた方!
それ、不要レシートを入れる“ごみ箱”じゃないんですよ。
実は“募金箱”なんです!
今回は、台湾のレシート募金箱について紹介します。
台湾のレシートは宝くじ
台湾のコンビニやスーパー、百貨店などで発行されるレシートは、上部に8ケタの番号が振られた宝くじになっています。
(なぜレシートが宝くじになったかはこちら)
当選すれば、最低200元、最高1000万元貰えます。
当選する確率はそれほど高くないのですが、200元なら、たまーに当たります。
レシート宝くじが当選しても、引換期間があるので、その期間内に引き換えをしなければなりません。
レシート宝くじは、当選番号発表が「奇数月の25日」(前月分と前々月分のレシート)、引換期間が「翌月6日~3か月後の5日」となっています。
例えば、買い物した月が「1月と2月」のレシートは、レシート宝くじの当選番号発表日が「3月25日」、引換期間が「4月6日~7月5日」です。
当選番号発表、引換期間は、完全に日付で決まっており、毎年同じです。
よほどの事がない限り、変更される事はありません。
(詳しい当選番号発表日及び引換期間を知りたい方はこちら)
ですから、その引換期間内に引き換える事ができない人や、徳の高い人などが、不要レシート入れにレシートを寄付しています。
チャリティ団体が不要レシートを集めている
コンビニのレジ横や、お店の出入り口にレシート入れが置かれています。
よく見ると、「○○基金會」(基金会)などと書かれています。
そういったチャリティ団体が、不要レシートを集め、そのレシートが当選しているかをチェックし、当選していた場合は、当選金をチャリティ活動に使用しています。
レシート入れには、どの団体が、どういう支援目的のために集めているのか書かれています。
レシート入れが複数ある場合は、自分の支援したい活動内容のものに入れるといいでしょう。
中国語が出来ない人でも、漢字でなんとなく内容がわかると思います。
当選番号発表後に、ハズレたレシートを入れるものではありません。
宝くじの当選金をチャリティに使うために、団体が不要レシートを集めているのです。
ハズレたレシートには何の価値もありません。
「50元以下の買い物の時には、レシートを寄付することにしている」という台湾人もいるそうです。
なんて徳が高いんでしょう・・・。
台湾の人って、チャリティ意識が高い人が多いんですよね。
だからこそ、東日本大震災の時に、台湾からあれだけの支援が集まったのだと思います。
頻繁に台湾旅行をしない人は、ぜひともレシート寄付を
外国人旅行者でも、レシート宝くじの当選金を貰えます。
年に何回も台湾へ行く人は、レシートをとっておいたほうがオトク。
でも、頻繁に台湾へ行かない人は、できれば、台湾旅行中に溜まったレシートを、レシート入れに寄付して頂きたいです。
これも、台湾へ貢献し、台湾へ感謝の気持ちを表す活動のひとつとなります。
もう一度書きますが、レシート宝くじは、当選番号発表が「奇数月の25日」(前月分と前々月分のレシート)、引換期間が「翌月6日~3か月後の5日」となっています。
ですから、「半年に一回ペース以上で台湾旅行している人」なら、引換期間内にもう一度台湾へ行く事ができると思います。
しかし、「一年に一回ペース以下で台湾旅行している人」は、引換期間内に当選金を引き換える事ができません。
「一年に一回ペース以下で台湾旅行している人」は、ぜひレシートの寄付をして頂きたいです。
その方が、台湾人に喜ばれますよ。
まとめ
空港にも、レシート入れが置かれているそうですよ。
出国前に、財布に溜まったレシートの整理をして、すっきりしてから帰国しませんか。
コメント
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[…] 、集まったレシートを『レシート入れ』に入れることで寄付することもできます。捨てるようでしたら、是非、寄付してほしいと思う管理人です。 詳しくは、コチラ をご参照下さい。 […]