台湾旅行に行って、コンビニで買い物したとき、「レシート要らないからここに入れておこう」と、レジ横のレシート入れに入れていた方!
それ、不要レシートを入れる“ごみ箱”じゃないんですよ。
実は“募金箱”なんです!
台湾のレシートは宝くじになっています。
当選金額は最低200元、最高1,000万元。
レシートが宝くじになっている理由は、脱税防止のためです。
(詳しくはこちらをご覧下さい)
レシートが宝くじになっているため、チャリティ団体がレシートを集め、当選金をチャリティ活動に使っています。
コンビニのレジ横やホテルのロビーなどに、チャリティ団体の「レシート入れ」が設置されています。
レシートが当選していても、換金は台湾国内でしかできません。
当選番号の発表は2か月に1回、換金期限は当選番号発表から3ヶ月以内です。
ですから、「年に何度も台湾へ行かない」という方は、レシートの寄付をお願い致します!
この記事では、台湾のレシート募金箱について紹介します。
チャリティ団体がレシートの寄付を募っている
レシート入れをよく見ると、「○○基金會」(基金会)などと書かれています。
どの団体が、どういう支援目的のために集めているのか書かれています。
レシート入れが複数ある場合は、自分の支援したい活動内容のものに入れると良いでしょう。
中国語が出来ない人でも、漢字でなんとなく内容が分かると思います。
「50元以下の買い物の時には、レシートを寄付する事にしている」という台湾人もいるそうです。
なんて徳が高いんでしょう・・・。
(勘違いをしている人がいたので書いておきますね。↑は「50元以下のレシートは当たらないので寄付している」という意味ではありませんよ。「チャリティに参加するために、自分の中でレシートを寄付する時のルールを作っている。そのルールとは50元以下の買い物をした時」という意味です)
台湾の人って、チャリティ意識が高い人が多いんですよね。
だからこそ、東日本大震災の時に、台湾からあれだけの支援が集まったのだと思います。
頻繁に台湾旅行をしない人は、ぜひレシート寄付を
外国人旅行者でも、レシート宝くじの当選金を貰えます。
当選金の換金には、換金期限があります。
年に何回も台湾へ行く人は、当選金を換金できると思います。
しかし、頻繁に台湾へ行かない人は、できればレシートを寄付して下さい。
これも「台湾へ感謝の気持ちを表す活動」の一つです。
200元当たったレシートを、換金せず日本でゴミ箱に捨てると、それは単なるゴミ。
台湾で寄付しておけば、チャリティ団体は200元の収入になったのです。
まとめ
台湾の空港にも、チャリティ団体が寄付を募っているレシート入れがあります。
確認済みなのは、
- 第二ターミナルの搭乗待合室エリア(このエリアにいくつかあります)
- 第二ターミナル出国審査後のフードコート入口
上記二か所にはレシート入れがありました。
出国前に、財布に溜まったレシートの整理をして、すっきりしてから帰国しませんか。


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